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2013年8月29日 (木)

昔「はだしのゲン」読みましたか?

「はだしのゲン」知ってますか?読みましたか?小学校の図書館で読んだ人が多いのでは。

「はだしのゲン」は漫画家の中沢啓治さんが自身の被爆体験をもとに描いた漫画です。

島根県松江市の教育委員会は「過激・残虐な描写である」として市内小中学校の図書館で「はだしのゲン」の閲覧や貸し出しを中止することを要請しました。

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【はだしのゲンの描写】

「これはおかしな問題だ」と、8月22日の青年部執行委員会でもミニ学習の議題にとりあげました。参加した仲間15人中、約半数が「昔読んだことあるよ」と回答。「残虐だから見せないのでは戦争の真実が見えない」「子どもから歴史認識を変えようとしている」「ストーリーまでは覚えてないけど衝撃を受けた」など意見。

そこから平和の話に広がり、「原水禁大会に参加して長崎の若者と交流したけどいっぱい学習してるよ」から、青年部四役が「では3月10日は何の日か知ってますか?」との問いに、「東京大空襲の日でしょ」と即回答する仲間。さすが執行委員はよ~く学習してます。

で、「はだしのゲン」の閲覧中止問題は、市民からの大反発を受け8月26日に撤回。それでもこのような動きは根深い問題があるので、青年部は「歴史に学んだ戦争認識」のためさらなる学習が必要です。

2013年8月27日 (火)

続・長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典

山田副部長の続きです(いよいよラスト)。

 

8月9日㈮

自分と松下くんは閉会総会には参加せず祈念式典へ参加する事に。

会場に到着するとすでに大混雑。江東支部の仲間たちが席を押さえていてくれました。ありがとうございます。

10:35長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典がはじまる。

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子供達の合唱。とても綺麗な歌声。

 

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 松下くんと江東支部の代表派遣団の皆様。

 

11:02  原爆の投下時刻に合わせて黙祷。サイレンが市内中に響き渡る。

 

長崎平和宣言では田上富久市長が日本政府を批判、とても誠実で的を射ている指摘。

 

以下、一部抜粋。

  日本政府に、被爆国としての原点に返ることを求めます。
 今年4月、ジュネーブで開催された核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会で提出された核兵器の非人道性を訴える共同声明に、80か国が賛同しました。
南アフリカなどの提案国は、わが国にも賛同の署名を求めました。
 しかし、日本政府は署名せず、世界の期待を裏切りました。
人類はいかなる状況においても核兵器を使うべきではない、という文言が受け入れられないとすれば、核兵器の使用を状況によっては認めるという姿勢を日本政府は示したことになります。
これは二度と、世界の誰にも被爆の経験をさせないという、被爆国としての原点に反します。
 インドとの原子力協定交渉の再開についても同じです。
 NPTに加盟せず核保有したインドへの原子力協力は、核兵器保有国をこれ以上増やさないためのルールを定めたNPTを形骸化することになります。
NPTを脱退して核保有をめざす北朝鮮などの動きを正当化する口実を与え、朝鮮半島の非核化の妨げにもなります。
 日本政府には、被爆国としての原点に返ることを求めます。
  非核三原則の法制化への取り組み、北東アジア非核兵器地帯検討の呼びかけなど、被爆国としてのリーダーシップを具体的な行動に移すことを求めます。

 

 

今年あらたに死亡が確認された原爆死没者は3404

 

奉安された名簿搭載者数の総数は162,083

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 会場の入口にはたくさんの折り鶴。

 

 

 

式典の終了後、原水禁の閉会総会に参加してきた高柳くんと合流。

 

福岡空港へ向かうバスの出発時刻の午後2時まで時間があったので、城山小学校平和祈念館へ。

 

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 当時の校舎を一部保存し平和学習に活用している

  

 

城山小学校は爆心地から西へ約500mのもっとも爆心地に近い国民学校だった。鉄筋コンクリート3階建ての校舎は原爆により大きく破壊され2、3階が全焼。当時、学校にいた教職員は31人のうち28人が亡くなり、およそ1500人の児童のうち1400人余りが亡くなったものと推定されている。

 

館内が写真撮影禁止だったのが悔やまれる。小学生用の学習資料が多数あるのでとてもわかりやすい資料が多い。被爆直後の長崎の町並みの写真や校舎のジオラマなどは原爆の破壊力の凄まじさを知る貴重な資料なのだが、いかんせん著作者が居れば自由に資料活用できないのは自明の理。そういえば広島でも同じような問題で資料館に展示できない写真が大量にある。悩ましい問題だと思う。

 

城山小学校の生徒は毎月9日に平和祈念式を行い、原爆死没者への黙祷と平和学習を実施している。徹底した学習機会の保証と二度と同じ過ちを繰り返す事のない大人に育ってほしいという教育者たちの硬い決意のもと今日8月9日は745回目の平和祈念式が開催されていた。

 

 

見学後、松下くんと高柳くんはバスの時間がきたためここでお別れとなった。自分は午後5時20分の特急列車で佐賀の祖母に会いに行くまで微小ながら時間があいた。

 

今回の代表派遣で学んだ事は様々あるが、特に印象的だった事は長崎の人々の悲劇を絶対に繰り返させない固い決意だった。

 

城山小学校の日常からの平和学習や原爆資料館の最後の展示物、非核宣言自治体の一覧。そして何よりも、こうした取り組みの成果が長崎で育った子供達の意識の中に確実に息づいている事を実感した。

 

 

 

2013年8月26日 (月)

続・長崎の大交流会

山田副部長の続きです。

 

賑わう平和公園をあとにして前日から気になっていた山王神社の一本柱鳥居の見学に向かう。

午後の8時を周り以前30以上ある長崎の街を汗だくになりながら歩く。

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一本柱鳥居に到着

 

 

 

爆心地から約900m離れていた山王神社は瞬時に影も残さず消え、周りの木々は摂氏4000度に達し熱閃光で蒸発した。

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階段を登った先の歩道には爆風で破壊された鳥居が展示されていた。原爆の破滅的な衝撃波の威力を静かに語る。

 

 

その後、長崎68回目の原爆の日に東京と長崎の若者たちの短時間ながら濃密な交流会が開催された。

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手前右側から反時計回りに 山田、Aちゃん、Sちゃん、松下、高柳、Yちゃん、YAN 敬称は略す。

 4人の若者たちは皆が長崎生まれ長崎育ちの26歳。Yちゃんだけが就学のため現在は横浜に住んでいるが、あとの3人は今も地元に住む。

 

以下に発言の一部抜粋を記載する。

 山田「長崎市で育った子供達とそれ以外の地域で育った子供達のあいだで平和学習の格差が存在する事についてどう思いますか?」

 YAN「学生の時は興味なかったけど大人になると自分の育った町の事、平和の事に興味を持つようになった」

 Yちゃん「長崎以外の土地に住む子供たちは学びたくても学ぶ機会がないのかなと思う」

 Sちゃん「小学、中学と平和学習が日常に存在する環境で育ってきた。他の地域で無いのが信じられない。8月9日は毎年、登校日になっていて体育館で学習資料の展示などを行ってきた。東京で3月10日に平和学習をしていないのが信じられない」

 Aちゃん「8月9日の登校日はダルかった。黙祷はサイレンと共に市内全域で行う、高校生になるまでは他県でも黙祷していると思っていた。他県に住む人々が8月9日に黙祷することのみならず何の日かを知らないことに憤りを覚えた」

 山田「たしかにこの2日間、長崎の街を巡って街中で原爆の爪痕や戦史を残そうと努力してきた歴史や子供達の平和学習に精力的に取り組む姿勢に感動した。そして広島や長崎には国立の原爆資料館があるけど東京大空襲の国立資料館がない、学ぶ機会が失われていることも事実」

 Yちゃん「なぜ東京では国立でやれないの?」

 山田「1992年に東京都平和祈念館を建造する事に一旦は決まったんだけど石原都政のもとで予算が凍結されちゃったんだよ。それに戦争の記憶を残しておきたくないって言う人も一定数存在するし、土地が限られているから商業活動が優先されちゃったりしてね・・」

 Sちゃん「たしかに原爆被害にあわれた方は歴史的資料を残したくないって人は多いかも。でも子供達の学習には必要なのかな・・」

 Yちゃん「みんなは長崎で学習したことをどう生かしていくの?」

 山田「自分たちは東京都の建設業従事者の団体、全都に38箇所ある支部では各地域で他団体と一緒に原水爆禁止地域協議会を組織していて、ヒロシマ・ナガサキで学んできたことを諸団体合同で報告する会を9月に開催するよ」

 Yちゃん「それは一般の人は入れないのかな?」

 山田「とんでもない!大歓迎だよ!」

 Yちゃん「それなら、もし予定が空いていたら参加してみたい」

 山田「了解です。後日連絡します」

 Sちゃんに東京大空襲3月10日の指摘を受けたのにビックリした。やはり長崎で育った人達の歴史認識や平和への思いは高水準である。今回、このように何の団体にも属さない非常にフラットな立ち位置の現地の若者たちと交流を持てた事はとても有意義だったと思う。高柳くんと松下くんに感謝。

 貴重な時間を無知な余所者に割いてくれた長崎の若者たちに大感謝。

2013年8月23日 (金)

六踏園調布学園で木工教室・調布支部青年部

ここ数日原水禁の報告でしたが、調布支部青年部より投稿がありましたので紹介します。

【調布支部青年部】8月11日(日)に両親と死別、もしくは養護を必要とする子供たちが生活している施設、六踏園調布学園で青年部役員が木工作教室を5人で行いました。

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小学校の夏休みの自由研究のために例年行っていますが、青年部役員会で取り組みの意義を確認し、部会で討議し行いました。

学園から、素敵な写真立てを作りたいとの要望があり、村井書記長(大工)が設計からきざみまで、運動の中心に陣取り、当日の準備も出来ました。

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当日、地域に根差す東京土建をアピールし、子供たちにも大変喜ばれ、「無垢な笑顔に心があらわれる」との役員の感想も出されました。

子供たちに教育受けさせる事の重要性や、格差から生まれる貧困も間のあたりにする話が学園から聞かされ、青年部で運動の強化をしていく事を考える一日になりました。

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2013年8月22日 (木)

続・ピースキャンドル

山田副部長の続きです。

見学終了後、松下くんは地元の諸団体との懇親会に出席、自分は高柳くんと爆心地に赴く。

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長崎原爆落下中心地公園では第41回原爆殉難者慰霊祭が執り行われていた

 

 

公園に近づくにつれ歌が聞こえてきた。長崎の宗教者の団体が慰霊祭を行っていた、歌っているのは地元の宗教系学校法人の生徒たち。広島でも見た光景だが原爆の日の当日と前日は市内のいたる所で慰霊の催しや非核反戦のアピールが行われていて原水禁のしおりで案内されていないものが多数ある。自分の足で歩き自分の目で見て自分の手で行う、これがいかに大切かを実感する。歌を披露していた中高校生たちの笑顔が印象に残る。毎年、夜に行う歌の発表会に参加しているかのような高揚した楽しげな表情。けして彼らを批判しているのではない、原爆投下の地において平和学習と慰霊があまりにも当然に長崎の子供達に浸透している事を実感する。

 

平和公園へと坂を登る

 

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すでに明日の準備が完了した会場と平和祈念像

 

 

 

原爆の日、前日の平和公園ではやはり様々な取り組みが行われており沢山の人で大変混雑している。

 

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平和の泉では様々なアーティストが演奏を披露していた。

 

 

 

会場には各所にピースキャンドルが大量に並べられていた。

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このピースキャンドル、どうやら100円を払えば誰でも制作出来るらしい・・・

 

ということで、

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 当然つくってみた!

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完成したら並べて火を灯します。

 

楽しかった!

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ちなみに、ピースキャンドルは地元の小中学生がロウで枠を制作、当日の来場者への対応やサインペンの貸出、点火などを100名以上のボランティアが協力してイベントを開催していた。

 

 

 

 

 

2013年8月21日 (水)

続・「山田、高柳、松下が長崎原爆資料館で惨禍を学ぶ」

山田副部長の続きです。

分散会終了後は高柳くんと松下くんと長崎歴史文化博物館を見学。長崎開港やキリスト教文化の流入などについて勉強、学芸員の方の説明が頭に残る。「天正少年使節の伊藤マンショや千々石ミゲルらが訪問先でたくさんの日本人が奴隷として売買されているのを見て衝撃を受けたエピソードを現在は授業で教えません。なぜならば長崎市は大量の教会群を世界遺産登録することを目指し市民、特に子供たちからキリスト教やイエズス会が侵略前提の布教活動を行ってきた負の歴史を遠ざけ文化的発展の良い一面だけを学習してもらうためです」

 

その後に隣接する立山防空壕を見学

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太平洋戦争中、空襲警報の発令と同時に、県知事等が集まり警備や救護の指揮連絡を行った場所。1945年8月9日には3日前に広島に投下された新型爆弾の惨禍の情報により長崎県における緊急対策を協議するため県知事や幹部が会議を始めようとした矢先に米軍の投下した新型爆弾が炸裂した。保存状態は良好、訪問者は少ない模様。

 

午後4時、以前高い位置から日光が照りつけるなか路面電車に乗り長崎原爆資料館を訪れる。

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資料館に入る前に平和会館の前でバスガイドさんにシャッターを押してもらう。

 

 

 

資料館内部は非常に多くの資料が展示されている。また、なぜ長崎に原爆が落とされたかの考察や原子爆弾の構造、被曝の実相や核軍縮の経緯・到達点や展望など膨大な学習が行える。2時間の見学ではとても時間が足りない。そして学術的考察も多々散見され小学生以下には少々難解かもしれない、入口受付で配布していた学習ハンドブックが最適かもしれない。

 

正直、広島の資料館よりも好印象であった。理由をうまく説明出来ないが、一言でいえば本気を感じる。という事だろう。展示物製作者が後世に伝えるために全力で勉強をして見学者に核廃絶運動の担い手になってもらいたいとの思いが伝わってくる。その証拠に最後の展示物は非核宣言自治体の一覧だった、まだ加盟していない自治体の住民に議会・行政に働きかけるよう強く要請していた。

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「連鶴」 長さ150mの一枚の紙から織られた折り鶴が資料館入口に展示されている

 

 

 

2013年8月20日 (火)

好評なので山田副部長の感想全文をアップ

昨日アップした山田副部長の感想が好評なので、全文をアップします。昨日アップしたのは約2割。そのため数回に分けてアップします。

この度、わたくし山田健太は東京土建青年部から原水爆禁止世界大会へ参加する為に本部代表団として長崎を訪れました。世界大会への参加と、それ以外にも長崎の空気を吸わなければわからなかった事などの一部をここに記録します。

8月7日㈬

長崎市民会館体育館にて原水爆禁止世界大会の開会総会

冒頭、長崎の被爆者で7月6日に亡くなった山口仙二さんを偲び全員で黙祷。山口さんは反核運動の先頭に立ち国連での演説では「ノーモアヒロシマ!ノーモアナガサキ!ノーモアヒバクシャ!ノーモアウォー!」と訴え、原水禁にも毎回参加。

アンゲラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表は特殊な利権に群がる企業や政治家が核兵器の存在を肯定している事実を指摘「未来を創るにはまず過去から学んで欲しい」と呼びかけた。

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会場の様子

 

主催者報告した大会議長団の安西育郎・立命館大学名誉教授は「原爆犠牲者や被爆者と力をあわせて、非人道の極致である核兵器をなくそう」と呼びかけた。

 

全国の参加者が草の根で集めた新アピール署名約30万人分のパネルを掲げて登壇。原水爆禁止日本協議会の高草木博代表理事が、「署名を国連に山のように積みあげたい」と力を込めると、拍手が起こりました。

 

8月8日㈭

分科会は「映像のひろば」に参加

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 挨拶する有原誠治監督

 

 

午前は原爆症認定集団訴訟の記録「おりづる」を上映。国を相手に裁判で29勝をして、最終確認書を交わしても今なお認定基準づくりを進めない国の怠慢を描写。完全に日本政府の裁判所軽視だと思った。被団協の最終的な要望は認定基準を無くすこと。被爆手帳を所持していれば誰でも保障を受けられるようにしたい、と主張。

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質疑に応じる有原監督ら

 

 

 

上映後の質疑応答では黒い雨の降雨図製作者の方から、内部被曝を国が認めないのはアメリカが今後も原爆を使用する気なのでは、との指摘。愛媛から参加された内部被爆者の方は映画の制作に謝辞を述べ、廃絶まで共に頑張りましょうと呼びかけ。千葉から参加された建設労組の方は千葉地裁での訴訟の支援をしてきた経験から裁判には原告・弁護士・支援者が必要。建設労働者も一緒に頑張ります、と宣言。

 

 

午後は「もうひとつのアメリカ史」第3話「原爆投下」を上映。戦後アメリカ政府が主張してきた、原爆投下の正当性(米軍兵士と日本国民の死亡者を最も少なく終戦させられる唯一の手段)を緻密な取材を基に論破。ルーズベルト大統領は戦後処理を自国に有利に進めるために日本政府の終戦工作を無視し続けた事を指摘。

 

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上映後、質疑に応じるアメリカン大学名誉教授ピーター・カズニック(左)とオリバー・ストーン監督(右)

 

 

 

映画製作の動機について、O・ストーンは武器商人と密接な関係を持つブッシュ政権が二期続いて、アメリカの戦争史を記録する映画を改めて作らなければいけないとの考えから映画を制作したと発言。P・カズニックはオリバーとコラボレーションする仕事に非常に興味があった、オリバーの家は保守派、私の家は共産主義と正反対の環境で育ったからである、そんな2人が世界に真実を伝えなければいけないという点で共同作業が出来た。と製作の経緯を説明した。

 

 

 

質疑応答では、JFKを鑑賞した事のある参加者から政治とネオコンの癒着をもっと赤裸々に暴く作品を制作してほしいとの要望にO・ストーンは本来は「もう一つの」ではなくて「語られなかった」や「教えられなかった」というタイトルにしたかったが叶わなかったと説明。またP・カズニックは自分は1961年のアイゼンハワー大統領の退任演説(軍産複合体の危険性を訴え、それがやがて政府を乗っ取り破滅的な力を振るうかもしれないと国民に向け警告)以降に癒着が始まったと認識していると回答。

 

武蔵野市から参加していた男性教員からの「唯一の戦時核攻撃の被爆国、日本において反核教育が中々根付かないのはなぜか?」との質問にP・カズニックから戦後、資本家の要求に応じて正力松太郎(元読売新聞社社主)などメディア界の重要人物が旗振り役になり核のフルスペクタルドミナンス(全てにおいての優位性)や原子力の平和利用を推し進めてきた歴史がある。核の平和利用を演出するために最初の原発は広島に作ろうとしていた。と回答。

 

 

非常に有意義な時間ではあったが両人が発言にとても気を遣い言葉を選んでいたのが印象に残った。まるで喉に魚の骨が引っかかっているかの如く。

つづく。

 

 

2013年8月19日 (月)

「長崎の若者との交流も」原水爆禁止世界大会・山田副部長の感想抜粋

原水爆禁止世界大会・長崎に8月7日~9日の日程で東京土建本部青年部として3人の代表団を派遣しました。参加者は山田健太さん(本部四役・日野)、高柳勉さん(執行委員・日野)、松下光さん(支部代表・江東)です。

山田さんの感想(抜粋)を紹介します。

長崎市民会館体育館にて原水爆禁止世界大会の開会総会
冒頭、長崎の被爆者で7月6日に亡くなった山口仙二さんを偲び全員で黙祷。山口さんは反核運動の先頭に立ち国連での演説では「ノーモアヒロシマ!ノーモアナガサキ!ノーモアヒバクシャ!ノーモアウォー!」と訴え、原水禁にも毎回参加。

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資料館内部は非常に多くの資料が展示されている。また、なぜ長崎に原爆が落とされたかの考察や原子爆弾の構造、被曝の実相や核軍縮の経緯・到達点や展望など膨大な学習が行える。2時間の見学ではとても時間が足りない。そして学術的考察も多々散見され小学生以下には少々難解かもしれない、入口受付で配布していた学習ハンドブックが最適かもしれない。
正直、広島の資料館よりも好印象であった。理由をうまく説明出来ないが、一言でいえば本気を感じる。という事だろう。展示物製作者が後世に伝えるために全力で勉強をして見学者に核廃絶運動の担い手になってもらいたいとの思いが伝わってくる。その証拠に最後の展示物は非核宣言自治体の一覧だった、まだ加盟していない自治体の住民に議会・行政に働きかけるよう強く要請していた。

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原爆の日、前日の平和公園ではやはり様々な取り組みが行われており沢山の人で大変混雑している。
平和の泉では様々なアーティストが演奏を披露していた。
会場には各所にピースキャンドルが大量に並べられていた。
このピースキャンドル、どうやら100円を払えば誰でも制作出来るらしい・・・
ということで、
当然つくってみた!

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完成したら並べて火を灯します。
楽しかった!
ちなみに、ピースキャンドルは地元の小中学生がロウで枠を制作、当日の来場者への対応やサインペンの貸出、点火などを100名以上のボランティアが協力してイベントを開催していた。

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その後、長崎68回目の原爆の日に東京と長崎の若者たちの短時間ながら濃密な交流会が開催された。

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手前右側から反時計回りに 山田、Aちゃん、Sちゃん、松下、高柳、Yちゃん、YAN 敬称は略す。
4人の若者たちは皆が長崎生まれ長崎育ちの26歳。Yちゃんだけが就学のため現在は横浜に住んでいるが、あとの3人は今も地元に住む。

以下に発言の一部抜粋を記載する。

山田「長崎市で育った子供達とそれ以外の地域で育った子供達のあいだで平和学習の格差が存在する事についてどう思いますか?」
YAN「学生の時は興味なかったけど大人になると自分の育った町の事、平和の事に興味を持つようになった」

Yちゃん「長崎以外の土地に住む子供たちは学びたくても学ぶ機会がないのかなと思う」
Sちゃん「小学、中学と平和学習が日常に存在する環境で育ってきた。他の地域で無いのが信じられない。8月9日は毎年、登校日になっていて体育館で学習資料の展示などを行ってきた。東京で3月10日に平和学習をしていないのが信じられない」
Aちゃん「8月9日の登校日はダルかった。黙祷はサイレンと共に市内全域で行う、高校生になるまでは他県でも黙祷していると思っていた。他県に住む人々が8月9日に黙祷することのみならず何の日かを知らないことに憤りを覚えた」

山田「たしかにこの2日間、長崎の街を巡って街中で原爆の爪痕や戦史を残そうと努力してきた歴史や子供達の平和学習に精力的に取り組む姿勢に感動した。そして広島や長崎には国立の原爆資料館があるけど東京大空襲の国立資料館がない、学ぶ機会が失われていることも事実」
Yちゃん「なぜ東京では国立でやれないの?」
山田「1992年に東京都平和祈念館を建造する事に一旦は決まったんだけど石原都政のもとで予算が凍結されちゃったんだよ。それに戦争の記憶を残しておきたくないって言う人も一定数存在するし、土地が限られているから商業活動が優先されちゃったりしてね・・」
Sちゃん「たしかに原爆被害にあわれた方は歴史的資料を残したくないって人は多いかも。でも子供達の学習には必要なのかな・・」

Yちゃん「みんなは長崎で学習したことをどう生かしていくの?」
山田「自分たちは東京都の建設業従事者の団体、全都に38箇所ある支部では各地域で他団体と一緒に原水爆禁止地域協議会を組織していて、ヒロシマ・ナガサキで学んできたことを諸団体合同で報告する会を9月に開催するよ」
Yちゃん「それは一般の人は入れないのかな?」
山田「とんでもない!大歓迎だよ!」
Yちゃん「それなら、もし予定が空いていたら参加してみたい」
山田「了解です。後日連絡します」

Sちゃんに東京大空襲3月10日の指摘を受けたのにビックリした。やはり長崎で育った人達の歴史認識や平和への思いは高水準である。今回、このように何の団体にも属さない非常にフラットな立ち位置の現地の若者たちと交流を持てた事はとても有意義だったと思う。高柳くんと松下くんに感謝。
貴重な時間を無知な余所者に割いてくれた長崎の若者たちに大感謝。

2013年8月 8日 (木)

ちょ~カッコいい!にこたえて「このポーズ」

8月5日にアップした青年技能大会。

いろいろな職人技の写真をアップしましたが、「このポーズ」がカッコいいと感想がありましたので、他の仲間の「このポーズ」をアップします。

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「光を当てて平らかどうか確認している」とききましたが、カンナで削って、手でなでて、このポーズ。で、また削ってのくり返し。まさに職人技と感じました。

*8月5日にアップした柴田さんの支部名が間違っていました。正しくは東京土建村山大和支部です。データは訂正済みです。失礼しました。

2013年8月 5日 (月)

「これが俺の技だ」全建総連青年技能競技大会

8月4日(日)、東京都立多摩職業能力開発センター府中校で、選手22人(東京土建22人、建設ユニオ5人、西多摩北建1人)、大会審査員、担当役員、青協、来賓(東京都産業労働局、東京都職業能力開発協会)、さらに各組合からの応援を含め全体で130人の参加で開催しました。

競技課題は「四方転び踏み台」。作業手順は原寸図の製作、部材の木削り、墨付け、加工仕上げ、組み立てを制限時間6時間で仕上げます。

*この後の写真説明は素人(担当書記の小野寺)が書いています。適切でない説明、ピントがずれているなどあると思いますが、ごめんなさい。

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【まずは原寸図の製図の製作】

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【製図完成後は、指導員によってチェック(採点)です。提出された製図にひな形をあて、「1ミリずれている」など、きびしいチェック。

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【墨付け】

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【カンナで削り。カンナは4つくらい持っていて削ってました。】

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【このポーズは何?ある時間帯に選手たちがこのポーズをはじめました。これは、カンナで削った面が平らかどうかチェックです。光で平らかどうかわかるといいます。】

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【クギを使わないで組むために、穴と差し込む側を作る。「ほぞ」と「ほぞ穴」という。この技術はスゴイ。完成では斜めになっているところに、ピタッとはまってました。】

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【おそらく、「ほぞ」を作っているところ。】

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【組立て。「ほぞ」を「ほぞ穴」に組みます。上記写真が金賞の氏平さん。】

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【さしがね(定規)、カンナなど使い「平らに、スベスベに」と仕上げです。」

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【組立後は再度チェック(採点)。これも角度、長さ、すき間などきびしくチェック。これも「1ミリずれ」など。】

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【完成作品です。どれもすごいが本音。ただよーく見ると、「ほぞ」と「ほぞ穴」にすき間があるのはわかりました。】

結果、入賞者7人はすべて東京土建の仲間がとなりました。また、1位~4位の4人(氏平、山田、梅谷、柴田)は、東京都連代表として、全建総連第29回全国青年技能競技大会に出場します。

【競技結果】
1位・金賞(東京都知事賞)・氏平達也さん(江戸川)
2位・銀賞(産業労働局長賞)・山田幸延さん(江東)
3位・銅賞(都職業能力開発協会長賞)・梅谷佳成さん(品川)
4位・入賞・柴田輝実さん(村山大和)
5位・入賞・水嶋勇さん(渋谷)
6位・入賞・赤井立矢さん(江戸川)

奨励賞・水越優太さん(練馬)

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【最後は記念写真です。】

2013年8月 2日 (金)

秋の「カムカム」ポスター

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上記の絵。これ何か、わかりますか?

今日出勤すると私の机の上に置いてありました。

そう「秋の拡大月間ポスター(見本)」です。

本物はかなりのインパクト。これが各地域に張り出されれば、

多くの人が立ち止って見るでしょう。または爆笑か?

どちらにしてもインパクトは大。

ちなみに上記絵の作者は本部の伊藤(男)書記。

2013年8月 1日 (木)

「平均3200円の賃上げを」賃金UPチラシ

賃金引き上げのチラシを紹介します。

Tingin1

PDFはこちら「tingin1.pdf」をダウンロード

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PDFはこちら「tingin2.pdf」をダウンロード

国(国土交通省)は、ゼネコン・大手発注者・市区町村に対して「賃金引き上げ」の通達を出しました。この間、東京土建は、関東地方整備局要請(国)、国会議員要請、賃金集会など賃上げの運動を行なっています(通達は4月9日ブログで紹介)。

すでに、「賃金が上がった」と仲間の報告もあります。

①「組合から単価が上がっている」ときいたけど、ウチは民間だから無理かなと思っていた。だけどシャクだから仲間の事業所と一緒に元請に話をしたら7月から単価があがることになった。

②法定福利費を請求し10%上がった。

③民間でも請求したら上がった。

など、うれしい報告。

日建連は「建設産業の将来を取り戻すラストチャンス」といっています。この賃金引き上げは建設業界全体でとりくむ大きな課題です。このチャンスに東京土建は仲間の要求(労働者の権利)の実現のため運動を強化していきます。

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