今日は朝から冷たい雨。芯から冷えてきますので皆さんあたたくしてお過ごしください。
2月初めに地評青年協で連続学習会の第1回目「労働組合の組織と運動の理論」を受講しました。
歴史を紐解くと、資本主義が確立して労働者が長いあいだ悲惨な状況に置かれていた19世紀なかばにイギリスで確立した労働組合は、今や全世界で労働者の労働条件・生活条件の改善する支えになっています。
学習会のなかでは、こうした労働組合の成り立ちの歴史や世界における組織率、労働協約のカバー率など基礎的なことがらを学びました。
そうした労働組合の本来的機能として、同一労働同一賃金(※)があり、安く売ろうとする者・たくさん働きそうな者を雇い主がえり好みして雇うことをできなくするルール確立が必要です。
※同一労働同一賃金=職業・職種などが同じであれば誰の労働力であろうと賃金は同じという考え方
働くわれわれが自らの要求の実現を目指して団結するところが労働組合です。
低賃金と不安定雇用に困っている人達に向けて国が外的の脅威を作りだし、不満を意図的にそらしている昨今、憲法や法律で保障されている組合活動をとおして労働者が声を上げていく必要性をあらためて感じた学習会でした。
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